久々に登場の小梅ちゃんです。
目がほとんど見えないですが、トレーニングの成果もあり遠く離れたところからでも呼ぶと手元まで来るようになりました。
飼い主さんも私も目が見えないからと危ない事を避けてトレーニングするのではなく、動物の本来もっている能力を信じてトレーニングしてきました。
不安がっていた待ても落ち着いて待っていられるようになり、本当によく頑張ってます。
待ても不安がっていても他の子と同じように我慢する事を教え、呼ばれたらすぐ来る服従性もあるときは厳しく教えました。
広い場所で呼ぶときは最初は設置してあるアジリティの道具にぶつかったりもしましたが今はそれもうまく避けながら来るようになり、他の犬との遊ぴも他の子と同じように元気に走りまわっています。
ひとつひとつハードルを乗り超えています。
目が見えない事を可哀想と思い、全てのことから守ってあげようと思っていたら犬らしい生活はできなかったでしょう。私は犬との生活では、犬が持っている人よりすぐれた感覚的なものを大事にすることを心がけています。
すべて犬が困らないようにしてたら考える必要も元来持っているすぐれた鼻や耳も使わなくなっていくでしょう。小梅はその感覚的なものをすべて使いながら元気に走り回り、人と生活する上でルールを守りながら生きています。私は小梅の持っている能力を信じてこれからもサポートしていくつもりです。
頑張れ、小梅!